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棚参りと天ぷらまんじゅう

本日13日お寺さんが棚参りに来られました。毎年当家では盂蘭盆の時期には棚飾りを行い、墓参し、迎え火を自宅の出入り口に点します。そして16日には送り火を自宅出入り口に点し、馬を象ったキュウリと牛を象ったナスに手綱をイメージしたそうめんを載せお見送りします。これが当地当家のお盆の恒例行事です。

さて、お盆の食卓といえばお野菜やお芋などの天ぷらに加え、キュウリの粕もみや塩イカ、そして欠かせないのが天ぷらまんじゅうです。これらはご先祖様へのおもてなし料理でもあります。

天ぷらまんじゅうは長野県が発祥。諸説ありますが、仏壇に供えた乾燥した饅頭を天ぷらにしたのがきっかけともいわれている。揚げ饅頭とは異なり、饅頭に天ぷら粉をつけて揚げたもので、地元のスーパーでも販売しています。お盆だけでなくお彼岸やお葬式の時でも食べられています。