3月26日近所の高齢農家の方が思うように身体が動かせなくなり、奥様も体調を崩されたことからナシやリンゴの樹を伐り、農業をやめようかとのお話があり、隣接している当園が引き受けることにしました(詳しくは当園のFacebookをご覧ください)。
ただ、引き受けたものの例年よりもナシの発芽が早く、開花も間近な状況にあり、剪定や整枝作業の遅れを取り戻すには容易なことではありません。幸い当園で困っていたところ見かねた近所のナシ農家の方が手伝ってくださりました。
当地ではこれを「結(ゆい)」と呼び、周囲の農家の方が困っている農家の方を手助けする互助の風習があります。まさに「飯田」が「結田」といわれる由縁です。ありがたい限りです。当園周辺には30代から50代の若い農家の人たちが多く、将来的には彼らと協力し合いながら農作業ができる結の組織を作っていきたいと考えています。
また当地でフルーツづくりをしたいという人たちがいらっしゃれば、信州の南アルプスを眺めながら私たちと一緒に農業しませんか。