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鳥の巣と卵

ナシの袋掛け作業が終わり、リンゴの見直し摘果作業の追い込み、田畑の草刈り作業の日々です。さて、6月の終わり頃からセミが啼き始め、燕が巣立ちの練習で飛び回っています。毎年複数組の燕が我が家に巣作りします。ただ、巣立ちまでに様々な出来事があります。卵の殻が巣の外に落ちていたり、巣からはじき出されてしまう雛がいたりといった具合です。一方、今年はいろいろな鳥の巣や卵に出会います。背丈ほどに伸び切った梅の木の下草刈りでは地上に産み付けられた雉の卵、果樹や授粉樹の農作業中には鳩や鶺鴒、椋鳥の巣を見つけ、覗いてみると卵があります。どの鳥たちも外敵に襲われず無事巣立ってくれることを祈りながら見守るようにしています。山里では鳥と人間が共生した平和な日々が繰り広げられています。