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4月便り

本日は地区内の井浚いを周辺農家の人たちと共に行いました。農業水路は取水と排水として利用していますが、1年に1度の作業ですが、1年経てば土や石がたまり、草などが生えて水路を塞いでしまいます。降雨で流されてしまう場合もありますが、時に草などでせき止められてしまい増水し、田畑や住宅地に流れ込んでしまうことがあります。そこで皆で集まり、水路のお掃除を行っています。地域にとってはとても大切な作業であり、コミュニティーの場となっています。

さて、3月のお彼岸入り以降は春本番を感じさせる毎日です。ツバメが飛来し、巣作りははじめ。鶯が啼き、雉が畑の中を鳴きながら飛びまわっています。鳶が農園の上空を旋回しながら時折、えさを求めるかのように舞い降りてきます。草花もフキノトウが芽吹き、ナシやリンゴの蕾が膨らみ始めました。自然と共生しながら農業出来ることに喜びを感じます。大地よ、ありがとう。