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令和3年を振り返って

12月29日年内ご注文の市田柿の配送並びに配達がようやく終わりました。当園の市田柿の取り込みは毎年10月末頃に始めていましたが、今年は11月に入っても青みが残るなど色づきが進まず、選びながら取り込みを開始しました。周辺の農家が取り込みを終える中、例年より数日遅い11月11日に取り終えました。ここ数年当園の干し柿づくりはへた周りを水洗いし、その後追熟をしながら柿むきや柿吊りといった具合でひと工程多いのが特徴です。工程が多い分、干し柿作業に投下する時間がかかり、毎年出荷は翌年1月末が最終となっています。こうした中、今年は穏やかな日々が続いたためか乾きが遅く、例年になく多くの柿が干場にぶら下がっている状態です。乾きの遅さは柿の出荷作業にも影響し、お客様を待たせてしまい、ご迷惑をおかけしてしまいました。ただ、お届けさせて頂いたお客様からは「美味しい」「粒が大きい」「色が鮮やか」といったご感想を頂き、嬉しい限りです。今後も多くのお客様に喜んでいただく取り組みをしていきたいと考えています。まだまだ新型コロナウイルスの感染が収まらず心配ですが、令和3年の年越しを迎えることができたことに感謝し、皆様に御礼申し上げます。ありがとうございました。