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樹のいのち

ブログを書き始めて1年が経とうとしています。多くの皆様からの支えがあって農業ができることに感謝申し上げます。さて、令和4年も昨年来の新型コロナウイルス感染が連日報道されていますが、そんな中、北京冬季五輪での日本人選手の活躍や藤井竜王の10代初の五冠達成は気持ちを和ませてくれます。当園では今年も美味しいくだものを育て、お客様の食卓を彩り、幸せな気持ちになって頂けるようなくだものをお届けしていきます。ところで、今年は市田柿の出荷が1月上旬まであり、くだものの剪定作業が1月中旬から始まり、只今真っ盛りです。お日様がしっかり当たるよう樹形を整え、古くなった樹木は改植しながら3月末までの完了を目指しています。一方剪定樹木は有機栽培の一環で枝焼きして炭をつくり、圃場に播いています。また最近では一般の方からまきストーブにくだものの樹を使いたいとのご希望があり、提供しています。特にリンゴの樹は薪ストーブにくべると独特の香りがするそうで、昨今では引手数多の状況です。植物とはいえ命あるものが無駄なく使われることにありがたい気持ちになります。